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昨年、激しい腰と脚の痛みに突然襲われたという荻原さん。慌てて病院へ行ったところ、長年の運動不足や体重増加が重なって発症した座骨神経痛と診断された。
ダイエットは家計見直しのチャンス
「少しやせたほうがいい。5kgやせれば1年寿命が延びる」という医師からのアドバイスもあり、毎日の生活を見直すことに。
「同じ時期に、すごい飲ん兵衛だった友人がお酒をやめたら、身体が軽くなって『背中に羽が生えてくるのよ』と言っていたんです。私もお酒が大好きで、毎日晩酌していたのですが、食べすぎてもしまうので、友人の言葉もあって半信半疑でお酒をやめることにしたんです」
さらに野菜中心のメニューにして白米から玄米に切り替え、つい食べてしまっていた間食もなるべくやめた。夜8時までに食事を終えて翌日は朝10時までは何も食べず、毎朝の犬の散歩に加えて室内での運動を取り入れたところ、半年かからずにするすると5kgもやせたそう!
「以前、鍼治療で一気に10kgやせたことがあったんですが、そのときは断食をしたりなどかなり無理をしてつらかったんです。でも、今回は楽に体重が落ちました。小腹がすいたらお菓子をつまむ、夜になったら晩酌する、お酒を飲まないと眠れないなど、習慣になっていることってありますよね? 家計の見直しと同じで、そうしたついつい習慣になっているムダをやめるのがコツです」
やせてきたことを実感したとき、重大なことに気づいた。
「酒代や一緒に食べるおつまみ代、そして小腹がすいても食べないことにしたらお菓子代も浮いた。これはもしや、と思っていろいろと計算してみたんです」