「また、台風も注意してください。台風がまだ沖にあり、風も強くないという状況でも打ち寄せる波は高くなっている可能性があります」
コロナ感染予防では、浜では隣のグループと2メートル以上あけて座り、大声で話す行為は避ける。口をつけた飲み物や食べ物を回すこと、タオルの共用も控えよう。
「海水浴の前には協会のホームページなどを参考に、事故防止や安全について学んでください。ルールを守り、譲り合いの気持ちを持って海を楽しんでもらいたい」
●万が一のときは消防(119)や海上保安庁(118)にすぐ連絡を。
他府県とこんなに違う! 沖縄の海水浴事情
沖縄の魅力といえば南国特有の美しいビーチ。海が観光の目玉ということもあり、全国で唯一、全県的に新型コロナウイルス感染対策による遊泳禁止が解除されている。
ただし、沖縄の海水浴場は他県とは異なる点があるのでピックアップした。
海開きは3月下旬~4月。遊泳期間は10月ごろまでと長い。沖縄のビーチには「海の家」がなくビーチの売店でパラソルやチェアをレンタルもしくは、ビーチサイドの東屋や木陰を利用することとなる。管理されたビーチではコインロッカーやトイレ、更衣室、シャワー(有料)も完備されている。
ただし、注意点もある。
沖縄県の海水浴場では強烈な日差しと白い砂浜のため照り返しが強く、油断すると重度のヤケドになってしまうことがある。さらにハブクラゲやウミヘビなど危険生物も生息するためハブクラゲ侵入防止ネット内で遊泳しよう。
都道府県別海水浴場の開設状況(海なし県を除く)
※取材をもとに編集部でまとめました
◎全都県的にほぼ開設
東京都(離島)・広島県・沖縄県
×全府県的にほぼ中止
茨城県・千葉県・神奈川県・福井県・大阪府・徳島県・香川県・山口県
△一部中止(海水浴場ごとに要問い合わせ)
上記以外の28道府県