健康になれる! お風呂の入り方5か条
【1. お湯の温度は40度が目安】
血栓を溶かす『t-PA』が約40度のお風呂に浸かることで増加。血管を丈夫にして、動脈硬化などの血管疾患を予防する。
【2. 入浴時間は10分間程度に】
心臓や肺に負担をかけずに『t-PA』の増加が期待できる最適な入浴時間。10分以上の入浴は、逆に動脈硬化などのリスクが高くなる。
【3. 入浴前は1杯のコーヒーを】
コーヒーに含まれるカフェインには血行拡張効果が。入浴前にコーヒーを飲むことで、さらに血流改善の効果が期待できる。
【4. 歌を歌って認知症予防!】
呼吸の回数が増えることでリラックス効果が高まり、脳内の神経伝達物質であるアセチルコリンが増加。音楽を聴くだけでもリラックス効果あり。
【5. ゆずの香りで脳を活性化】
ゆずに含まれるリモネンにはアセチルコリンが分解されるのを抑制する働きが。お湯に浸かることで、香りだけでなく肌からも取り込める。
《健康法その3. “脳力アップ”習慣》
年間1万人以上の脳と向き合う銀座内科・神経内科クリニックの霜田里絵先生によると、脳は何歳からでも若返らせることが可能だそう。ただ、誰もが同じように脳の成長を続けられるわけではない。
「認知症を防ぎ、高齢になっても若々しくあり続けるには、早いうちから脳を意識的に刺激し活性化させることが必要。とはいえ難しいことを始める必要はありません。毎日の生活の中ですぐ取り入れられる簡単な習慣でも、脳の若返りは十分期待できるので、ぜひ続けてみてください」(霜田先生。以下同)
そこで、霜田先生に老けない脳を作るために効果的な5つの生活習慣と、その実践方法を教えていただいた。