“ひとり”に負けず前向きになれる習慣10(その1)
孤独を感じたら、こまめに気持ちの切り替えを。負の感情に負けない、しなやかな強さを身につけて。
【1】体調不良はメンタルに直結! 身体のメンテナンスをする
孤独感は自己肯定感が低い人ほど感じやすい。自分には価値がないと思っているので、「常に頑張らなければ、認めてもらえない」と、休息をとるのが苦手な傾向にある。
「頑張りすぎて、身体がボロボロになっている人が多いです。マッサージやエステに行くなどセルフケアを積極的に行いましょう。定期的に行くことが肝心です」(古山さん)
【2】若いときに好きだった懐メロを聴く
若く輝いていたころに、聴いていた曲を歌ったり聴いたりしてみよう。イキイキとした自分の姿がよみがえり、そのころにいた多くの人と一緒にいるような気分になれる。
「心地よい音楽に合わせてよい思い出がよみがえれば、おのずとテンションはアップ。幸福感や解放感といったハイの状態と、リラックスした状態が繰り返し出現。脳に心地よい刺激を与え、脳を活性化させることができます」(石川先生)
【3】自分をワクワクさせて定期的な楽しみを持つ
「月曜日はこのドラマを見よう」「水曜日は好物の寿司を食べよう」など、好きなテレビ番組や食べ物などを楽しむ日を決めよう。
「ごほうびDayを設定し、自分をワクワクさせる予定を組むのです。例えば“木曜日はマッサージ”と決めたとします。すると、木曜は幸せを感じ、金曜と土曜はその余韻に浸り、火曜と水曜はワクワクしながら過ごすことができます。定期的な楽しみは、いくつあってもOKです」(古山さん)
【4】おすすめはジム! 身体を動かす
精神的に疲れている人は、睡眠が浅い人が多い。運動をすれば身体が疲れるので、睡眠が深くなり、心をしっかりと休ませることができる。
「運動は何でもいいのですが、おすすめはスポーツジムに行くこと。身体を鍛えようというポジティブな人が集まっているので、明るい人が多く、活気に満ちています。顔なじみができれば、ゆるやかなコミュニケーションの場にもなります」(石川先生)
【5】スタバでカスタマイズするなど“初めて”に挑戦する!
変わり映えのない日常や、感情が動かない生活は、負の感情に支配されやすくなる。いつもの生活に少しでいいので変化をつけるように心がけて。違う道を歩いてみたり、食べたことのない食材を買ってみたり。
「スタバに行ってカスタマイズして注文してみるのもいいですよ。ちゃんと言えるかなとドキドキして、感情が揺れ動くのを感じるはず。ドキドキワクワクする機会は意識的に持つようにしてみてください」(古山さん)