子宮冷えがもたらす弊害

●子宮内膜症
●子宮筋腫
●膀胱炎
●月経前症候群(PMS)
●生理痛
●過多月経

 しかも、子宮の血行不良が続くと良性のこぶができる子宮筋腫や子宮内膜の組織が子宮の内側以外の場所にできる子宮内膜症などを引き起こす原因にもなる。“おまたに紙ナプキンで冷えるのであれば、カイロを当てれば身体が温まるのではないか”。そんなひらめきから“おまたカイロ”を実践してみると……。

「最初は温かいと感じませんでした。でも、寒いときにカイロを貼ってすぐ全身が温まるかというと、そんなことはありませんよね。身体が冷えすぎていてカイロの熱を感じなかったのだと思います」

 半信半疑ながら自分の身体で試し続けること数か月。徐々に“おまたカイロ”の効果が表れ始めた。

「身体の冷えがやわらいだことで、スーパーの冷蔵品コーナーに立つと頻繁にトイレに駆け込んでいたのがなくなり、お腹をこわさなくなりました。そして、生理が大きく変化。昼間も夜用の紙ナプキンをつけないと不安なほどだったのに、経血量が減りましたし、生理痛が軽くなって規定量以上に飲んでいた鎮痛剤を減らすこともできました」

 不調が解消される手ごたえを感じてからは、家でくつろぐときや、外出先で寒さが心配なときなど、季節を問わず“おまたカイロ”で温活を続けている。