新常識その1:血管イキイキ!魚缶は種類と食べ方がキモ
不飽和脂肪酸を多く含む缶詰を紹介。1日1000mg以上摂取することが望ましいとされている。
さば缶/EPA 930mg(水煮・100gあたり)
水煮缶は肉の代わりに使うなど料理にアレンジしやすいのが魅力。栄養もうまみも豊富な缶汁も捨てずに活用を。
《活用例》
●大根と缶汁でさっと煮に
●ブロッコリーやミニトマトとアクアパッツァに
さば缶のトマト煮込み●1人分のEPA:884mg
水煮缶+トマトでEPAをおいしくGET!
材料(2人分)
・さば水煮缶……1缶
・トマト缶(カットトマト)……1カップ(200ml)
・玉ねぎ(みじん切り)……大1/4個(50g)
・にんにく(みじん切り)……1かけ分
・オリーブ油……大さじ1
・塩、こしょう……各少々
・ドライパセリ……適量
【作り方】
(1)鍋に油とにんにくを入れて火にかけ、香りが出たら玉ねぎを入れて炒め、さばとトマトを缶汁ごと入れて、弱火で3~5分煮込む。
(2)塩、こしょうで味を調え、器に盛ってドライパセリをちらす。
いわし缶/EPA 1400mg(かば焼き・100gあたり)
青魚の中でもEPAが多いのがいわし。味が付いているかば焼きなら、そのまま食べられる手軽さを生かして食卓に。
《活用例》
●そばにトッピング
●海藻や野菜と酢の物に
●刻んだ香味野菜と混ぜご飯に
さけ缶/EPA 630mg(水煮・100gあたり)
EPAが多いのはカラフトマスなので原材料を確認して。フレーク状や中骨入りなど好みでチョイスできる。
《活用例》
●大根おろしでみぞれあえに
●中骨缶でシーザーサラダに
●野菜とホイル蒸しに
ナッツ類にも血管若返り効果が!
ナッツ類にもα-リノレン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が豊富。
動脈硬化予防によいとされる地中海食でも取り上げられ、しかも固形物に閉じ込められているため酸化しにくいというメリットも!
ただし素焼きなど加工度が少なく、小分けされたものを早めに食べきろう。