農学博士・加藤教授おすすめ夏のあずきアレンジメニュー
相性のいい食材を使った、加藤教授直伝のあずきレシピをご紹介。ポリフェノールによるアンチエイジング効果だけでなく、豊富な食物繊維のおかげで満足度が高く、メタボ予防もサポートしてくれるあずき。これからは和菓子以外の食べ方も取り入れて、毎日30グラム程度を習慣化させてみよう。
No.1:トマトの組み合わせで抗酸化力がUP!
冷製でもOK!煮あずきミネストローネ
ほっくりした食感が酸味のあるトマトのスープによく合う。普段作るミネストローネに煮あずきをたっぷり入れて、栄養面でも特に夏に食べたい一品。
No.2:乳製品を組み合わせることで渋みがマイルドに
きな粉あずきヨーグルト
ヨーグルトに煮あずきを混ぜ、お好みで、オリゴ糖を加えたら上からきな粉をふりかけるだけで完成。さっぱりスイーツ感覚で、ヘルシーに取り入れられます。
No.3:ひき肉代わりに煮あずきをたっぷり
大豆ミートのように、肉に置き換えても食べ応え十分! ひき肉、またはインゲン豆の代わりと考えて、カレーやスープ、グラタンなどにも入れて、アレンジは無限大。
教えてくれたのは加藤淳先生
農学博士。名寄市立大学副学長・保健福祉学部栄養学科教授。豪州クイーンズランド大学、北海道立中央農業試験場などで豆類の品質、加工適性、健康機能性などについて研究。豆類の普及や技術支援など幅広く活動。主な著書に『最強のあずき力 無限の可能性を秘めたスーパーフード』(KKロングセラーズ)など。
<取材・文/當間優子>