家でラクラクできる!4大温活ルーティン

 自分の「冷え」度がわかったところで、今度は「冷え」を改善するための家でも簡単にできそうな方法があれば教えてください、石原先生!

「はい、ありますよ! 毎日の暮らしに手軽に取り入れられて、続けてほしい“温活ベスト4”です」

 まずは、「スパイスちょい足し」。食事にスパイスや薬味を何でも少し加えるのがお約束。

「コーヒーや紅茶を飲むときも、しょうがやシナモンパウダーをさっとひとふり。他にもにんにく、ねぎ、大根おろし、七味唐辛子、山椒など“薬味”を何にでも少し加えるだけでOKなんです!」

 次に、「24時間“腹巻き生活”」を先生はオススメ。

「お腹を温めるのはとても大切なので24時間、腹巻きを! ちなみに私は、日中はアウターなどに響かないよう薄手、夜は厚手のものを使い分けています」

 機能性素材のものも多く出回っているので、用途に応じて使い分けても。敏感な人は肌にやさしい綿やシルクなど天然素材が◎。

 1日10〜15分の入浴も欠かせない!“お風呂”といえば半身浴で長い時間入らないと身体が温まらないイメージがあるが、

「実際には顔に汗がポツポツ出てきたら、身体が温まっている証拠。41度くらいのお湯に、10〜15分程度つかるとちょうどいいですよ!」

 ちょっとハードルが高いけれど、“運動”も温活には大切な要素。筋肉で体熱の約4割が生み出されるので、しっかり筋力をつけて身体を温めたい。

 いきなり激しいものではなく、例えばスクワットを1日朝昼晩10回ずつに分けて合計30回や、1日20分程度歩くだけでもOK。

「お風呂とセットにして“スクワット30回をやってからお風呂に入る”をルーティン化すると、お風呂前に身体が温まり、入浴の効果もより早く出て“一石二鳥”です」

※写真はイメージです
※写真はイメージです

みそも温活の心強い味方!

 みそは“ジャパニーズスーパーフード”とも呼ばれるくらいアミノ酸、ビタミン類、ミネラル類などがたっぷり入っていて、代謝アップや腸内環境にも良好。

 みその茶色い色素“メラノイジン”は抗酸化作用がとても強いので、病気予防にも。グルコシルセラミドも入っており、みそ汁を1日2杯、2週間続けて飲むと肌の水分量が約1.4倍になるという研究結果も!

みそ ※写真はイメージです
みそ ※写真はイメージです