8:LINEの返信は朝に

 加藤先生が最近取り入れている朝活が、メールの返信。

「頭が休息モードに入っている夜よりも、朝に返したほうが圧倒的に速い!1日の始まりに返信内容を考えて頭を働かせることは、記憶力のアップにもつながるんです」

 夜ダラダラとスマホを眺める予防にもなるので、LINEなどの返信は、朝にまとめて。

9:アナウンサーの言葉を繰り返す

 1人暮らしであまり日中会話をしない人は、テレビのニュースを見ながら、アナウンサーの発言を正確にリピートするという方法もおすすめ。

「まずアナウンサーが話したことにきちんと耳を傾けなければならず、その次に声に出すことでより脳が活性化します」

 テレビだけでなく、ラジオや移動中の電車などのアナウンスなども利用してみて。聞きもらしや、聞き返しが減ることも!

9:アナウンサーの言葉を繰り返す ※写真はイメージです
9:アナウンサーの言葉を繰り返す ※写真はイメージです
【グラフ】認知症予防には朝習慣!朝の過ごし方で変わる「脳の覚醒度」

10:ToDoリストを作る

「1日の活動を始める前に、スケジュールを思い浮かべ、やることを決めておくことで、脳の活性化スイッチが入ります」

 そのToDoリストは箇条書きにすること。字を書くなど指先を使った作業は末端まで神経が刺激され、さらにやり終えたことに線を引くなどして消していけば達成感も得られる。

11:毎日続けられる簡単な運動をする

 朝のルーティンに、簡単な運動を1つ組み込んで。

「以前、100歳以上の元気な人たちに取材したことがあります。その共通点のひとつが、毎朝なんらかの体操を習慣としていたこと」

 無理なく続けられることが大切なので、ストレッチでもラジオ体操でもOK! 積極的に階段を使ったり、ながら体操で片足立ちをしたりなど始めやすいものからトライ。

11:毎日続けられる簡単な運動をする ※写真はイメージです
11:毎日続けられる簡単な運動をする ※写真はイメージです