『日曜劇場』不評の理由
佐々木希主演の『ユーチューバーに娘はやらん!』(テレビ東京系)は、YouTube風の演出が話題だが……。
「ドラマだからデフォルメするのは仕方ないとはいえ、『ユーチューバー~』のスタッフは最近のYouTubeをチェックしていないの? と思うほど、劇中で出てくる動画の編集が古くさい。動画クリエイターへのリスペクトが感じられませんね」(動画編集スタッフ)
朝ドラ『おかえりモネ』の好演が光った清原果耶が主演を務める『ファイトソング』(TBS系)。朝ドラ『ちゅらさん』や『ひよっこ』などヒット作を手がける岡田惠和氏が脚本を担当と、期待値が高かったものの、視聴率は1ケタ台と苦戦している。
「間宮祥太朗さんが恋愛経験のないバンドマンを演じているのですが、そもそもバンドマンで恋愛経験がないのが気になるし、色気のある間宮さんがそういう役を演じるのも説得力がない」(吉田さん)
第3話では間宮が清原とデートした際、キスをしようと迫るが……。
《本当に恋したことないんか? 恋愛偏差値低い人はあんなにスッと手繋げないしキスできねーぞ!!》
というツッコミがネット上で相次いだ。
ハリウッドの大手制作会社とタッグを組み、本格的な水中ロケが話題の日曜劇場『DCU』(TBS系)。阿部寛が主演を務め、横浜流星などの人気俳優が顔をそろえたとあり、3話まですべて15%超えと、絶好調に見えるが……。
《大袈裟な組織な割に、扱う事件が小物すぎない?》
《阿部ちゃんの無駄づかい》
と、期待値が高かったぶん、ガッカリする視聴者が続出している。
「毎回ラストに敵をやり込めるシーンがあった半沢直樹などに比べて、事件が切れ目なく続く定番の犯罪モノの作りになっているので、見終わった後のスッキリ!感が足りないのも不評の理由かもしれません」(神無月さん)
天才的な診断能力を持ち、現役医師たちの誤診を正していく正体不明の主人公を浜辺美波が演じる『ドクターホワイト』(フジテレビ系)。