認知症を防ぐ朝の新習慣
「脳が覚醒している」とは、目が覚めているだけでなく意識や感覚がしっかり働いて、脳と身体が活発に活動できる状態。
この状態までしっかりギアを上げるための朝活をご紹介。脳の衰えを感じてきたなら、年のせいだけにせず、まずはトライ!
1:お気に入りの“朝ラジオ”を聴く
「朝の時間帯にお気に入りのラジオ番組を聴く習慣をつけましょう。興味がある内容なら、自然と『次に何を言うか』を予測しながら聴くので、脳トレにもなります」(加藤先生、以下同)。
テレビと違い、視覚情報がないラジオは聴覚を刺激するのにうってつけ。家事や化粧の際に手を動かしながら聴けば、運動を司る脳も働いて、より脳活につながる。
2:朝散歩は耳を澄ませて
「朝日を浴びて外気に触れる朝散歩は、非常におすすめの朝習慣。私は毎日4km歩いています。その際、聴覚も刺激するために、周囲の音に注意を向けてみてください」
静かな時間だからこそ、鳥のさえずりや、周囲の物音、その日ならではの発見があったり。散歩の楽しさもアップしてくれます。
3:朝片づけでスッキリ
片づけは寝起きのぼんやり脳を覚醒させる最適アクション。
「私が行っているのは、洗濯物を干すこと。五本指をしっかり使いますし、どこに何を干すかも考えるので脳への刺激になります。夜にダラダラ行うよりも、朝のリセット習慣を」