美意識が変わったワケ

 高梨の成績が落ち始めたとされるのは、2018年頃から。しかし実は、彼女のメイクについて世間が騒ぎ出したのは2016-2017シーズン中である。ちょうど高梨が20歳を迎え、メイクをし始めた時期だ。

「この頃、資生堂がスポンサーについたため、彼女の美意識が変わったのではと言われています。それまではまだあどけない10代の少女でしたから、眉を整え目をぱっちりと見せるアイメイクでかなり垢抜けましたね。しかし、“純朴な沙羅ちゃん”を応援していた人にとってはあまり嬉しい変化ではなかったようで、この頃も批判的な声は多くありました」(前出・スポーツ誌記者)

 どんどんキレイになっていく高梨に批判の声は多いが、一方で《キレイで憧れる》《メイクも競技も頑張る沙羅ちゃんカッコいい》と好意的な声も少なくない。

 もちろん、スポーツ選手が好きなメイクやファッションを楽しむのは何も悪いことではないだろう。だからこそ、これ以上《メイクのせいで勝てない》と言わせないよう、ぜひ競技面でも頑張ってもらいたい。