あおむけでフリフリ!1日5分で不調解消
加齢により引き起こされる悪循環を断ち切るため、いちいさんが提唱しているのが、「まくら体操セラピー」。20年間で3万人以上の女性に指導している。
やり方は、バスタオルをまくら状に巻き、寝転がった状態で腰や首に当て、その上で身体を振るだけ。
首や腰を床から浮かせて動かすことで、詰まった骨と骨の間に自然に隙間を作ってゆがみを解消し、背骨の理想的なアーチを復活させる。同時にふだん使わない筋肉のトレーニングにも。
「骨格がゆがんだまま筋肉をつけると、崩れたバランスを増強してしまいます。自分の足でできるだけ長く歩くためには、まずは骨格を整えてから筋肉をつけることが大切」
「まくら体操」は1日5分、寝転がってできるので、ものぐさな人でも試しやすい。
「バスタオルなので、硬さで腰や首を傷める心配もありません。大切なのは枕を入れたときの体勢。また、腰と首の体操はセットで行ってください」
「バスタオルまくら」の作り方
1. 3枚のバスタオルをそれぞれタテ3分の1の大きさにたたむ。1枚目を巻いて芯を作り、それを2枚目のバスタオルの上に置き、重ねて巻く。
2. 3枚目のバスタオルの上に(1)を置いて巻く。ほどける場合は中央を紐で縛る。