「頬骨“ひふみ”プッシュ」3分×1日4回
顔にあるほとんどの表情筋が集まる「頬骨」をプッシュするエクササイズ。
「朝、昼、夕方、寝る前の4回行うと効果的。もしきっちりできなくても大丈夫。やめずに続けることが大切です!」(宝田さん)
1.首の筋肉を伸ばし正しい姿勢に
胸の前で手をクロスさせ、顔を上に向ける。口を閉じて首の前の筋肉が伸びるのを意識して。そのまま肩を上げて後ろに回して下ろし、頭を元に戻す。
2.小指が小鼻に当たる位置で押す
両手を握り、第2関節を頬骨の下に当てる。舌を上顎につけ、鼻から息を吸い、「ひー」と言いながら息を吐ききる。
3.頬骨中央まで移動してプッシュ
頬骨中央までこぶしを移動させ、中指と薬指で押す。舌を上顎につけて鼻から息を吸い、「ふー」と言いながら息を吐ききる。
4.表情筋を感じながら刺激する
噛み締めたときに動く位置に移動させ、中指と薬指でプッシュ。舌を上顎につけて鼻から息を吸い、「みー」と言いながら息を吐ききる。
「三拍子かかとトントン」1日30回
かかとを落として衝撃を伝え、骨を鍛える運動。
「1日30回を目安に。テレビを見たり、電子レンジを待つ時間にやるのもいいですね」(宝田さん)
1.足をそろえてまっすぐ立ち、爪先を上げてかかと立ちになる。
2.軽く勢いをつけて爪先を下ろし、爪先立ちになる。
3.軽く衝撃を感じる程度にかかとを落とす。1~3を繰り返す。
教えてくれたのは……宝田恭子さん●東京都江戸川区の宝田歯科医院院長。歯科医の立場からアンチエイジング情報をテレビなどで発信。著書に『「顔面地滑り」をくい止める!宝田式 速効5分 顔筋リフトアップ』(PHP研究所)など多数。
(取材・文/仲川僚子 撮影/齋藤周造)