大地真央

中学卒業後、'71年に宝塚音楽学校に入学し、'73年、59期生として宝塚歌劇団に入団。星組公演『花かげろう／ラ・ラ・ファンタシーク』で初舞台を踏み、翌年月組に配属され、男役スターとして注目される。'76年から『ベルサイユのばら』のフェルゼン役など、重要な役どころを務めるように。'82年、『あしびきの山の雫に』で大津皇子を演じ、相手役には入団1年目の黒木瞳が抜擢された。それまでのトップスターだった榛名由梨の専科異動に伴い、『愛限りなく/情熱のバルセロナ』で月組トップスターの座に就く。約3年間トップスターとして舞台に立ち、'85年9月に『二都物語/ヒートウェイブ』で黒木と共に退団した。その後は、女優としてミュージカルなど舞台を中心に活躍。特に『風と共に去りぬ』のスカーレット役や、『マイ・フェア・レディ』のイライザ役が当たり役と言われる。プライベートでは、舞台で共演した俳優の松平健と'90年に結婚したが、'04年に離婚。その後、'07年、12歳年下のインテリアデザイナー森田恭通と再婚した。